タイミング法でベビ待ち

不妊治療でまず最初に試みる療法がタイミング法です。タイミング療法とはその名の通り「排卵日を特定して最も妊娠の可能性が高い日に性行為し妊娠する方法」です。

保険が適用されるので経済的に負担は少なくて済みますし、何より自然妊娠とほとんど変わらないので精神的にも楽です。

基本的なタイミング療法のやり方は、基礎体温を記録して正確な生理周期を把握した上で排卵日に性行為を行うというもの。

病院では基礎体温表の他に、経膣超音波法で排卵日を予測することも可能です。
経膣超音波法での排卵日予測はかなり正確で排卵の時期を数時間単位で予測することが可能です。

排卵日を予測するために排卵日チェッカーや排卵日検査薬を利用する方法もあります。

薬局や通販でも購入することができるので、病院に行く前にためしてみるのも良いかもしれません。

妊娠しやすいタイミングとしては、排卵日の前日から排卵後３日までが確率が高いとされているのでその期間に性行為を持つのが良いでしょう。

ただ、このタイミング療法にはデメリットもあります。

それは時間がかかるということ。
不妊の心配がない夫婦でも妊娠の確率は３０％以下です。
ですのでタイミング療法は１年程度様子を見る必要があります。

年齢的に待てないという方など、事情がない限りまずはタイミング療法を試してみてはいかがでしょうか。